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マーケティング 2018/03/12

いまさら聞けない!直帰率をしっかり理解しよう!

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こんにちは。クリエイティブディレクター藤本です。
3月1日から新卒採用の解禁となり、多くの若者が意気揚々と就職活動をしているのではないでしょうか。 しずおかオンラインでは、今年から採用サイトをリニューアルしました。しずおかオンライン採用サイト2019 また、昨年の記事ではありますが、Webデザイナー採用の面接官の立場から伝えたい大切なこと。もご覧ください。

今回は直帰率について記事にしたいと思います。直帰や離脱ということばはサイトを運営されているかたなら1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。直帰率といえばさげたほうがいい!くらいしか知らない。でもいまさら聞けない。という意見も聞きましたので、おさらいとして記事にしました。

直帰と離脱、直帰率と離脱率を理解しよう。

直帰とは言葉の通り、「直ちに帰る」ことをいいます。そのサイトに訪れて他のページへ移動することなくブラウザを閉じる、もしくは他サイトへ移動することを言います。
離脱とは言葉の通り、「離れる、脱する」ことをいいます。そのサイトに訪れて、いくつかのページを見て回り、最後にブラウザを閉じる、もしくは他サイトへ移動することを言います。その最後のページを離脱ページといいます。

直帰と離脱

というふうに直帰は防ぐことができますが、離脱はウェブサイトのどこかのページで必ず行わます。

直帰率や離脱率は、それらの数値を割合で示した数字です。
この数値が低ければ「優秀」とされます。(後に触れますが一概に優秀とは限りません。)

直帰率について、計算方法を解説しますと、
A〜Dというページがあったとします。

直帰率の図解1

Aのページの直帰は4回中1回なので直帰率は1÷4×100=25なので「25%」になります。
20%なのでは?と思われるかもしれませんが、5日目はAページで始まっていないため直帰率としてはカウントされません。よって4回中1回がAだけでどこにもいかずに離脱しているため。「25%」になります。

離脱率についても、計算方法を解説しますと、
A〜Dというページがあったとします。

直帰率の図解1

Aのページは5回登場し、3回離脱しています。そのため「60%」になります。(3÷5×100=60)
Bのページは5回登場し、2回離脱しています。そのため「40%」になります。(2÷5×100=40)
Cのページは3回登場し、1回離脱しています。そのため「33%」になります。(1÷3×100=33.333)
Dのページは2回登場し、1回離脱しています。そのため「50%」になります。(1÷2×100=50)

というように、登場回数(分母)と離脱ページとなった回数(分子)を割り算することで割合が計算できます。

離脱は先にも触れていますが、必ずどこかが離脱ページとなります。
離脱してもいいページと、離脱させてはいけないページをしっかりと決めておき数値をみることが重要です。
直帰に関しても同じく、サイト全体の平均直帰率をみてもほとんど意味はありません。
直帰率を抑えるべきページを見定めてチェックし分析することが大事になります。

直帰って悪いの?

直帰とは「来て他のページをみることなく直ちに帰ること」そういったニュアンスがあるため、すごくネガティブにとらわれることが多くあります。
実際に当社にも「直帰率が高く困っている」というようなご相談をいただくことも少なくありません。
では直帰とは「悪」なのでしょうか?
具体的に直帰してしまう理由をいくつかあげます。

・怪しいサイト
・見づらい、読みにくい
・サイトが重い(読み込みに、動作に時間がかかる)
・目的の情報が無い、または無さそう
・広告バナーだらけでげんなりしてしまう
・スマホなのにパソコンサイトが表示されている
・別サイトへのリンクが多い(無意識で離脱のケース)
・目的の情報があり満足してしまった

これらのことは多くの方が経験があるのではないでしょうか。
あきらかに怪しいサイト。。文字ばかりでまとまりのないサイト。。目的の情報がない、広告バナーだらけ。。
そういったケースで直帰してしまうのはもちろん「悪い直帰」です。
ただし、最後の「目的の情報があり満足してしまった」については悪いとは言い切れません。

・最初のページで、目的が達成されたので、電話して購入した、予約した、問合せした。
・最初のページで、不明点が解決したので、納得してページを閉じた。
・最初のページで、更新されていないことがわかったので、閉じたが、また明日アクセスするだろう。

こういった直帰については「良い直帰」としてアクセス解析には直帰としてカウントしないこともできます。
(例えば、60秒以上開いている場合、カウントしないなど。)

というようにすべての直帰が悪いわけではなく、直帰のなかには「良い直帰」もあることがわかります。
できるかぎり正確に「悪い直帰」を測り、直帰率を適正な数値にすることが大事です。

最初のページを知ること

直帰率を改善するためには、最初のページをユーザーにとってより有益なものにする必要があります。
アクセス解析の業界では、最初のページのことを「入口ページ」「閲覧開始ページ」「ランディングページ」などといいます。ここではわかりやすく「最初のページ」としておきます。
では、最初のページはどこなのでしょうか?

ウェブサイトをお持ちのかたは、どことなくユーザーはトップページから入り、商品一覧をみて、商品詳細をみて〜というようにトップページから見ていると思いがちですが、実際にはトップページが最初のページになるとは限りません。

ちなみに当社のサイト(このサイト)で数値をみてみますと2017年の後半6ヶ月で計測した結果、トップページが最初のページになった割合は23.45%です。4人に1人くらいがトップページから見ていますが、残りの3人くらいは他のページが最初のページです。
そして、当社のなかで最もページ数が多い情報メディアサイトで計測しますと同期間でトップページが最初のページとなったのはたったの0.92%です。100人に1人もいないことがわかります。

サイトの管理をしていると、どうしてもトップページから見てくれている。と思いがちですが、まずはその計測をすることです。
Googleアナリティクスを用いればどのページが最初のページになっているか順位で確認ができます。
最初のページはどこが多いのか?多いページの直帰率はどうか?滞在時間は長すぎないか、短すぎないか。といったことを注視すべきです。

直帰を減らすには

「直帰を減らすにはどうしたら良いでしょうか?」この質問も非常に多くのクライアントから相談をいただきます。
簡単にいえば、先に上げた直帰する原因の逆をすればよいのです。

・怪しいサイト → 信頼感、安心感のあるデザインとコンテンツへ
・見づらい、読みにくい → 適切な情報量と文字の大きさ、写真の配置
・サイトが重い → プログラム構造の最適化、サーバの見直し
・目的の情報が無い、または無さそう → SEO対策でマッチング度をあげる
・広告バナーだらけでげんなりしてしまう → 広告バナーの削除
・スマホなのにパソコンサイトが表示されている → レスポンシブル対応
・別サイトへのリンクが多い(無意識で離脱のケース) → リンクの見直し
・目的の情報があり満足してしまった → 満足させないこと

最後以外はぜひとも行って下さい。
上記についてすべてを行っても直帰率の改善をしたい場合は、直帰率以外のことに対策を施してみることです。
サイト回遊率をたかめる、滞在時間をページ単位で最適なものにする、検索エンジンに登録されたくないページを排除する、ナビゲーションデザインの見直しをする etc…
専門的なことになりますので、ぜひとも当社にご相談ください。ウェブ分析のエキスパートが相談にのります。

最後に

自分はよく、ウェブの分析についての指数をスーパーマーケットで例えます。
スーパーマーケットはほとんどの場合、入口と出口があり、店内には果物、野菜、魚、肉、乳製品、飲料、製菓、生活用品、調味料、惣菜、パン、冷凍、レジといったコーナーがあります。
これらをウェブサイトのページで例えます。入口がトップページで、レジがゴール(コンバージョンともいいます)です。野菜や肉などの各コーナーが各ページです。
実際のスーパーでは、入口から入り、野菜や魚、肉などがあり入口を介さないと各コーナーへいくことができませんし出口から出ないとスーパーから出ることができませんが、ウェブサイトでは入口を介さなくてもどこのコーナーにも直接いくことも、そしてどこからでも出る(離脱)ことができます。
肉ページから魚ページと野菜ページに行き買い物せずに出る人もいれば、魚ページから製菓ページでレジへいってから出る人もいます。もちろん入口から魚、惣菜、レジの場合もあります。
魅力的なスーパーには、コーナーがたくさんあり、コーナー間の行き来もスムーズで、売れ筋やセール品もすぐわかるからついつい、いろいろなコーナーを見てしまいます。レジもスピーディーです。
言い換えると、魅力的なウェブサイトには、ページ数がたくさんあり、導線もわかりやすく行き来が簡単で売れ筋、セール商品がわかりやすいからついついみてしまう。フォームの入力も手間いらず。
という具合です。

スーパーマーケット

お店でいう直帰とは、スーパーに来た人が、なにも買わずに、どこにもよらずに帰ってしまったことになります。
僕がスーパーを経営していたら、すごく残念なことです。もし入口(トップページ)にきて直帰してしまったら、僕のスーパーは入ることを躊躇してしまうほどのなにか問題があるのかと疑います。
直帰には、良い直帰もあれば悪い直帰もあります。
平均でまとめた直帰率をみるのではなく、しっかりと分析することが課題解決に重要です。


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