こんにちは、採用担当の小西です。
未だ混乱のさなかにある2021年卒の新卒採用。当社ではどんな影響があったのかを
少しだけご紹介したいと思います。
3月からの合同説明会にはじまり、個別の会社説明会、選考もストップ、延期と
採用担当者から見ても、昨年までとは様子が違う、と感じています。
各社の出すデータを見てみても、5月1日時点での内定獲得率が5%ほど下がっており、
就職活動自体の進捗が後ろにずれていることが分かります。
ただし、22卒の活動が6月1日から始まるため、終了時期は大きく変化する事は無いと予測されています。
また、Webでの選考の実施経験がある学生は72.6%にまでのぼり、時期だけでなく
選考方法についても変化が求められる採用活動・就職活動だったのではないでしょうか。
参考:
5月1日時点の就職活動調査(キャリタス就活2021) https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/21gaku_soku05.pdf
就職プロセス調査(2021年卒)「2020年5月15日時点 内定状況」(就職みらい研究所)
https://data.recruitcareer.co.jp/research_article/20200521001/
前述の資料からも内定までWebに移行する企業も少なくありません。
当社についても例外ではなく、最終選考以外は全てWebで実施しました。
もともとは、3月下旬に会社説明会兼一次選考を4回開催する予定でした。
しかし3月に入り、日本でも感染拡大の懸念が広がってきたことから、
3月11日、すべての会社説明会をWebに移行する事に。
突然の発表にも関わらず、予約してくれていた方すべてに対応頂き感謝しかありません。
今回は、社内のWeb会議で使用していた「Google meet」というツールを利用しました。
参加者はマイク・カメラオフで参加していただき、質問や反応はチャットで、というスタイルで。
我々は、背景を社のロゴ入りの布に、音声はヘッドセットを使用し、ミーティングルームからお送りしていました。
これが、、、
こう配信されます
<内容>
・会社説明
→当社のことについてはスライド共有機能を使用して説明を行いました。
スライドは「Googleスライド」を利用。PowerPointやPDFデータを使用していた時もありましたが、
後から資料を参加者に共有する際にもURL1つ送れば良いので、とても便利!
・質疑応答
→先輩社員との座談会を通して、個別の質問に答えていく予定でしたが
座談会も中止となってしまったのでチャットで質問を募集し、その場で人事担当者が回答していきました。
(Youtubeやインスタライブで配信を行う方って本当にすごいな…と思いました)
チャットで質問が流れるため、回答の際には質問を読み上げる、
あいさつ文は不要であることを伝えるなど工夫しながら進めていきました。
ただ、視聴がうまくできず振替になってしまった方が居たり、
こちらが出欠の確認で手間取ってしまったりという事もありましたので、
それを踏まえていくつか実施の際のポイントをまとめました。
Web説明会を実施する際のポイント
□視聴環境チェックは事前に行う事を推奨
(音声や映像が問題無く見えるかどうか、開催前にチェックをしてもらうと時間のロスがなくなります)□問い合わせ担当を決めておく
(見えない、URLがわからない、等の急なトラブルにも配信中は対応できません。
私は同じ部署の同僚に対応依頼をしていました)□出欠確認のツールを利用する
(出欠の確認も配信中は難しいと感じました。事後にアンケートを取る等対策は必要です)
※zoom を利用すれば出欠確認も可能なようです。
見えない分、反応がわからないのは不安な面もありますが、
チャットで反応を頂きながら進めていけた事で、想定よりも相互のコミュニケーションが取れました。
このような流れでWeb説明会は無事終了。
加えて、その後の選考ではオフラインで下記のようなフォローを行いました。
・採用パンフレットや発行物を送付する
・面接での質疑応答の時間を毎回取る
・最終面接で来社の折にはオフィスの案内をおこなう
こうした取り組みは面接内でも当社の媒体に関する深い質問を頂くこともあり、
少しでも当社の理解促進につながったのでは、と思っています。
今回は21年卒採用について振り返っていきました。
21年卒採用、22卒採用も混乱が続く事が予想されますが
「参加者と当社の相互理解を深められるにはどうすれば良いか?」
常にこの視点でオンラインとオフラインの両軸から考えていければと思います。
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