こんにちは。住まい事業推進課の鈴木(♂)です。
今回も前回に引き続き、Webの解析における用語説明をしていこうと思います。
前回の記事はこちら▼
PV、セッション、UUの違いをできるだけ分かりやすく説明してみる
今回は「直帰率」と「離脱率」について。
Web解析を行う上で、かなり初期の段階で大きな障害となるのが「直帰率」と「離脱率」の違いではないでしょうか?
解析ソフト上はどちらも同じパーセンテージ。何が異なるか説明します。
ちなみに今回はすまイヌ君は登場しません!
「は?いきなり何言ってんだこいつは」と思ったあなた!
実はこの閲覧開始数を理解することが直帰率、離脱率を理解する近道なんです。
下のURL(イエタテコラムにつながります)をクリックしてみてください。
https://www.sumailab.net/column.html
これでイエタテコラムのページに閲覧開始数1がつきます。
Webではトップページを介さずにサイト内の各ページに行くことができます。
先ほどようにURLをクリックした場合や、検索結果に出て来た場合などです。
「閲覧開始」なので、「対象のページが、そのサイトにおける1ページ目になった数」が閲覧開始数です。
注意していただきたいのは、前回説明した「セッション」と数え方が同じということ。
つまり、同一セッション(離脱してから30分経っていない状態)で2回訪れても、閲覧開始数は2にはなりません。
ここでようやく本題です。
と言っても、説明はいたって簡単。
閲覧開始数のうち、そのページから他のページに遷移せずそのサイトから離脱した数
PVのうち、そのページから他のページに遷移せずそのサイトから離脱した数
です。PVは前回説明しましたね。
表にするとこんな感じ
閲覧開始数もそのページを見たわけなので、PV数としてもカウントされます。
ではPV数が100、離脱率が40%/閲覧開始数が50、直帰率が50%だとすると
このように実際にどのくらい離脱があったかがわかります。
さらに詳しく見るとこんな感じ
合計離脱数から閲覧開始から離脱した数を引けば、他ページから遷移してきたセッションの離脱数もわかります。
ご理解いただけましたでしょうか?
次回はこれらの数字をサイト運営において、どう考えるべきかお話したいと思います!
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